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shimojik

しもじま

2023/12/27 18:53

サマリー

  • 今までピンマイクを使用しなかったが、本格導入を決定
  • コンデンサーマイクをメインとして使用していた理由は音質の良さ
  • 使用していたのはKM185とSphereのL22モデリングマイク
  • 編集工程が複雑になるという問題が発生
  • VocalRiderを使った均一化処理で音の厚みが出ない問題があり、手作業で調整
  • 出張時にマイクセットを持ち運べない問題があった
  • 簡易的なマイクやピンマイクを使った音質の確保を試みたが満足できず
  • 編集工程の問題を解決するため、作り込む編集と簡易編集を切り分けることに
  • ピンマイクの導入は撮影の必要性からであり、音質に関する期待値は中立
  • ピンマイクをテストし、ハードリミットとノーマライズを施した音と似ていた
  • ソニーのピンマイクUWP-D21は音に厚みが出る傾向がある
  • ピンマイクの音質が簡易編集向けであり、持ち運びも可能なため導入を決定
  • 32ビットフロートのピンマイクをF3オーディオインターフェースに接続する予定
  • L22モデリングマイクをノイマンのU87AIに変更することを検討中
  • KM185の代替としてMKH8060を考えているが、在庫がない
  • ピンマイクの導入により移動中の収録に関する悩みが解消された
  • 音質が一定水準を超えていれば、ピンマイクでの収録が有効であると結論

記事

ピンマイク導入の経緯

今日はマイクの中でもだいぶマニアックな話なんですけど、ずっとピンマイクは絶対使わないと言ってきたんですが、この度ピンマイクを本格導入することにしました。このピンマイクをなぜ使うのかというのが、これまでコンデンサーマイクをメインにしながら、コンデンサーマイクと比べてピンマイクは音質が出ないから使わないということを言っていたので、じゃあお前は音質に関して妥協するのかって話になるんです。そうではないというこの、なんだろうなこの言い訳? 言い訳ではないんです。言い訳かな?言い訳をさせてください。

音質へのこだわり

まずですね、この何でピンマイクをこれまで使わなかったかということから一旦整理しておきたいんですけど、これもシンプルに音質なんですよね。僕がメインで使っているのがKM185というコンデンサーマイクと、それからSphereのL22というモデリングマイクという、この2種類のマイクをメインとして使っていて、他のマイクとかほとんど使うことが最近なくなってきているという感じではあるんですけど、ちょいちょいテスト的に使ったりはしますけど、メインで使うとしたらこの2択みたいな感じで、なぜこの2つを使っているかというと音質がいいから。音質がいいからというのは詳しく話すときにはないんですけど、人の声への相性もあるので、少なくとも僕が今言っている意味では、僕が喋る上でいい音質であるという、相性がいいマイクであるということで選んでいます。

編集の工程と移動の問題

モデリングマイクに関しては、マイクの種類を後から編集で変えられるので、そういう意味でも僕の声に合わなくても、合う編集がしやすいというのがあったり、とにかくそういうのがありましたというので、音質を重視するというのがマイク選びの一番のポイントであると、それは当たり前ですよね。あざわざマイクを使うわけですから。iPhoneのマイクとかカメラについているマイクでもいいとかじゃなくて、そのマイクをどれにするかというのは、それはもちろん音質なわけですけど、ただ最近ちょっと困ったことがあって、音質をこういうふうにしたいなとかっていうのを自分の中でどんどん確立されていくじゃないですか。そうすると編集の工程がちょっとめんどくさくなってきてたんですよ。それこそ分かりやすいところでいうと、音の代償みたいなのは、ずっとVocalRiderっていうのを使ってたんですけど、VocalRider使うと大体音を均一にしてくれるっていう、すごく便利なプラグインなんですけど、これを使うことによって若干音の厚みが自分の思った方向に行かないっていうことがあって、最近は手作業で音の厚みみたいなのを調整するみたいなことをしていて、なんかこれをずっと、ずっとっていうか全部に対してやるのは違うなっていうのをもやもやしながら、それこそちょっとした人気ぐらいの感じで、なんかしゃべろって思ったときに、それを毎回やってると、なんか違うんじゃないかなみたいな、そういうのがちょっとふつふつと自分の中で湧いてきていましたっていうのが一つ。

もう一つは結構これ、こっちの大きい問題かもしれないですけど、出張することが月に何回かあるんですけど、京都に行ったりとか、京都に行くときに、こいつらこのマイクたち持っていけないわけですよ。サイズ感的にとか、それこそそれから生えてるオーディオインターフェース的に、そのセット持っていけない。特にL22なんか持っていくと、これだけで一つ大きな荷物ですから、持っていけないと、となると結局出先ではどうするかっていうと、簡易的なマイクを使うか、収録基本的にしないように、帰ってから収録するというスタンスに、まとめていこう、運用的にカバーしていこうみたいになるとか、っていうことをやってましたっていう、という自分のこの運用の仕方として、二つその編集の工程がでかくなりすぎてきているぞっていう、全部みたいにしてないですよ、用途に応じた柔軟さがないせいで、フィットしないサイズの編集を毎回していることが、出てきているぞっていうのが一つと、もう一個は移動のときにマイク持っていけないぞっていう、で、いろんな他の移動しやすいマイクとか、ピンマイクをiPhoneに挿すとかっていうので、ある程度の音質確保できないかなっていうことをやっていたんですけど、でもやっぱりできないという結論に至って、まあしょうがないなみたいな、ことをやっていたっていうのが最近までだったんですよ。

編集の工程の転換

その中でその一個目に言っていた方の、編集の仕方に転換がちょっと生まれたっていうのがあって、これがきっかけになって、ピンマイクっていう話になるんですよ。これはたまたまの流れもあるんですけど、ピンマイクをそもそも今回使ったのは、ピンマイクを使おうという自分での意思があったわけじゃなくて、ピンマイクを使う、自分で手に入れないといけないというシチュエーションがあったので、そこでたまたま手に入れたところ良かったっていうところ、今からのこの話のところにちょうど入ってくるっていうのも、いいタイミング安倍できてるなと思うんですけど、その一個目の方の問題をどうやって解決した、その編集の工程が大きくなりすぎてるぞっていうのを、どうやって解消していったかというと、作り込むバージョンの編集と、簡易的なバージョンの編集を切り分けることにしたんですよ。特にどこが一番手前になってるかっていうと、やっぱり音量面だったので、音量だいたいここぐらいのデシベル数、マイナス3から4ぐらいの、マイナス4じゃないわ、マイナス3から2ぐらいか、マイナス3からマイナス2ぐらいのところに、ちょうど波形が来るようにというのを、さっき言ったように手作業で最近やっていたんですけど、作り込むときはそれでいいと、ただそうじゃないときには、ハードリミットとノーマライズを、パパッとかけて終わりにしよう、音質比較すると、ちょっと厚み出すぎてる気がするけど、まあでも自分の中で調整しながら、ここら辺の音まで出てるんだったらいいという、じゃあ逆に言えばこれぐらいの編集が最低しよう、みたいなちょうどいいラインが生まれてきてたんですよ。ちょうどこれが先週先々週ぐらい、それによって、簡易的なというか、パッと出したいものに関してはこっちの編集、ちゃんと作り込みたい場合にはこっちの編集みたいに、切り分けていくっていう体制ができたんですよ。

ピンマイクの導入決定

で、音の厚みはあるし、最高の編集ではないけど、ここら辺は超えてるかなという自分の、耳というか感覚が一線、このラインというのができてきているところに、ちょうどさっきの話に戻るんですけど、ピンマイクを使う撮影が年明けにあるので、それの準備のためにそろそろ手に入れておかないといけない、ということがあって、買うと、その時は年明け用の撮影のために買っただけなので、それを本格運用しようと全く思ってないわけですよ。もしかしたら使えるからと、なぜなら過去にというかここ最近2、3ヶ月で見ても、今回も同じマイク自体は使う現場があって、使っているので、このマイクの音自体を知らないわけじゃないから、このマイクに対する期待値も別に高くも低くもなく、正当にというかまっすぐその期待値のまま、注文して期待値のまま届いてということを、しただけだったんですよね。それ実際に届いたのでテスト的にするかと思って、いつもはカメラのマイク端子の方にさしているのを、今回はその年明けの撮影が、XLR端子を使って撮影する形、オーディオインターフェースをかまして撮影する形だったので、それに合わせて撮影をしてテスト撮影をして、テスト収録したやつを自分でモニターのために、確認で聞いてびっくりしたのが、さっき1個目の課題の解決の時に言ってた、ハードリミットかけてノーマライズした時の、その音とかなり似てたんですよ。マジいいと思って、ピンマイクもピンマイクによって全然音が違うので、ここ最近比較していた32ビットフロートの、本体に収録する形のピンマイク、というのを2つ使って、それをコンデンサーマイクと比較して、コンデンサーマイクがいいよねという結論に至るという動画が、最近作ったんですけど、その音とかはある意味すごくナチュラルな音だったので、今の話でいうと音にちょっと厚みが出て、こっち側のみたいなその方向と全く違うんですよ。だからピンマイクがいいというわけではなく、ソニーのピンマイクって、UWP-D21とか最近のやつとかもそうですけど、一貫して結構音に厚みが出やすい、近接効果ちょっとそんな近づいてないのに、近接効果出すぎみたいな感じの方向に、乗っていく傾向が音としてあると思うんですけど、その音の感じがソニーが持っていたからこそ、ちょうど簡易編集の方向に、全く同じ方向に乗っかって、え、じゃあこの音だったら、その上で大前提、一番大事なところとして、このラインを超えたらという一線ができてきていた、そのできてきていた一線を、ピンと超えたっていう、これがデカいんですよね。あれ超えるじゃんっていう、ってことはこれピンマイクでいけるじゃん、そしてここで2個目のさっきのデメリットがピンと頭をよぎるわけですよ、あれこれ持ち運びいける?もしかしてみたいな、そのマイク、サイズとしてはピンマイクって本体と、レシーバーの方も合わせても、携帯2台よりも小さいですから、この2個とあとはオーディオインターフェースだけ、オーディオインターフェース今持ってないんですけど、全部のF3を使えばいいんじゃないの、っていう、これ全部もしかして完結する解決する、っていうことに先ほど、気づいてですね、まだF3買ってないんですけど、F3に、32ビットですかねしかもこれ、オーディオインターフェースとしても使えるらしいので、これにXLR端子経由での、このソニーのピンマイクをかませて、無線で撮るというこの形が、一番いいんじゃないの、っていうなぜ今まである意味の、王道から外れてきたのかっていう、ことでもあるんですけど、そうなるっていう結論に、至りました。

マイク選びの今後

ピンマイクはそれこそ、オーディオテクニカの有線ピンマイクとかも、使ったりとかしつつ